夫(妻)が家事・育児をしてくれない。
分担方法を知りたい。
そんな方に向けて、家事・育児を分担する方法を紹介します。
結論(家事・育児をしてもらう方法)
- 家事・育児に困っていることを伝える。
- 家事・育児は夫婦で行うものだと認識してもらう。
- 家事・育児のやり方を覚えてもらう。
- すき間時間でできる家事・育児がたくさんあると知ってもらう。
- 夫婦の分担を決める。
- 業務効率化により定時退社を心がけてもらう。
- 夫が家事・育児を少しでもこなしてくれたら、感謝の気持ちを伝える。
毎日、仕事・家事・育児とこなすのは大変ですし、夫婦で協力されている方も多いのではないでしょうか?
しかし一方で、妻側の家事・育児の負担が高いケースもありますよね。
私自身、結婚したての頃は、妻から「家事をして!」とよく怒られていました笑。
それが今では、妻に代わって家事・育児の大半を担当しており、仕事・家事・育児を両立できています。
つまり、今は家事・育児をしてくれない夫だとしても、キッカケがあれば変われるということです。
そこで当記事では、夫目線に立って、家事・育児を夫にやってもらう方法などを紹介します。
- 夫が家事・育児に協力してくれない理由
- 夫に家事・育児をしてもらう方法
- 家事・育児の分担割合
- どうしても家事・育児に協力してくれない場合の対策
夫が家事・育児に協力してくれない理由は?
私自身の経験も交えて、夫が家事・育児に協力してくれない理由を説明すると、以下が考えられます。
- 仕事が忙しく、家事・育児をする余裕がない。
- 家事・育児のやり方が分からない。
- やり方を間違えると怒られそうで気が引ける。
- 家事は女性がやるものと思っている。
- やらなかったとしても、妻がやってくれると思っている。
- 自分時間を満喫したい。
仕事が忙しい
仕事が忙しいと、帰宅時には疲れ切っており、家事・育児をやる気が起きないことも。
残業が多い場合は帰宅時間が遅くなってしまうため、体力的にも時間的にも、家事・育児が難しくなってしまいますよね。
とはいっても、朝のゴミ出しや子供のおむつ替えなど、すきま時間でできる家事・育児はたくさんあります。
少しずつでも、家事・育児に協力してもらうように呼びかけていくことが大切です。
また、家事・育児の時間確保のために、残業せずに定時退社できればベストです。
家事・育児のやり方を分かっていない
そもそも家事・育児のやり方を理解できていなければ、何もこなすことはできません。
これまで家事をしてこなかった場合や初めての育児の場合、このケースが考えられます。
「やり方が分からないなら、調べるなり聞くなりしてよ。」と思われるかもしれません。
ただ、それができる夫であれば、既に家事・育児をやってくれているはずです。
ですので、夫に動いてもらうためには、妻側からやり方を説明するのも一つの手段だと思います。
「いちいち説明するのが面倒くさい。」と感じる方もいらっしゃると思いますが、夫に動いてもらうキッカケ作りさえできれば、後は自分で覚えていってくれると思いますよ。
私自身の経験談です笑。
やり方を間違えると怒られそうで気が引ける
「妻のやり方に従わないと怒られそう。」と考えるパターンです。
普段から妻が完璧に家事・育児をこなしてくれている場合、このケースに陥りやすいのではないでしょうか?
私自身がそうでした笑。
ですので、「ミスしても構わないから家事・育児に協力してほしい。」という姿勢を夫に示し、多少のミスには目を瞑ることが大切です。
家事は女性がするものと思っている
一昔前は、夫が働き妻が専業主婦をするという家庭が多かったため、そのような家庭で育った男性は「家事は女性がするもの」と考えているケースもあるかもしれません。
また、あくまで女性が主体となって家事・育児を行い、「夫はサポート役をすればいい。」という程度にしか考えていない人も珍しくないようです。
しかし、現在では共働き家庭が増加していますし、中には専業主夫をしている男性もおり、「家事や育児を分担して協力する」という価値観が一般的になってきていますよね。
そこで、夫も家事・育児をやっていく必要があることを理解してもらう必要があります。
妻がやってくれると思っている
「なんやかんやで、結局は妻がやってくれる。」と思っているパターンです。
優しい奥さんだと、それに甘えてしまっているのかもしれません。
夫に伝えること
- 家事・育児は夫婦でやるもの。
- 自分一人では大変なので、一緒にやってほしい。
ということをしっかり伝え、家事・育児への意識を変えてもらう必要があります。
また、家事・育児の分担を決めてしまい、やらないといけない環境を作るのもありかと思います。
ただその場合でも、事前に話し合いをしたうえで分担を決めてください。
勝手に分担を決めてしまうと、やらされている感が強く、きちんとやってくれない可能性があるためです。
また、「口出しはするけど手出しはしない」ケースもあると思います。
夫としては良かれと思ってアドバイスをしている可能性もあるため、頭から否定せず、冷静に話し合いをすることをオススメします。
自分時間を満喫したい
仕事で疲れていると、自分時間を満喫してストレス解消したいと考えることもありますよね。
その場合、家事・育児よりも自分時間を優先してしまっている可能性が高いです。
ただ、自分時間よりも家事・育児を優先するべきですし、残業を減らしたり家事・育児の効率化を図ることで自分時間を確保できるはず。
私自身、7時頃には全ての家事が完了していることが多く、1時間ほど子供と遊んで8時頃には寝かしつけているので、その後は自由時間を満喫できていますよ。
ですので、自分時間がないから家事・育児をしないのではなく、自分時間を確保するために仕事・家事の効率化(時短)を検討することが重要です。
家事・育児をしてもらうにはどうすればいい?
夫に家事・育児をしてもらう方法は、以下の通りです。
- 家事・育児に困っていることを伝える。
- 家事・育児は夫婦で行うものだと認識してもらう。
- 家事・育児のやり方を覚えてもらう。
- すき間時間でできる家事・育児がたくさんあると知ってもらう。
- 夫婦の分担を決める。
- 業務効率化により定時退社を心がけてもらう。
- 夫が家事・育児を少しでもこなしてくれたら、感謝の気持ちを伝える。
家事・育児に困っていることを伝える
まずはストレートに、「家事・育児に困っているので協力してほしい。」と素直に伝えましょう。
色々と気を遣って話すよりは、ストレートに困っていることを伝える方が伝わると思いますよ。
夫に対し、現状を理解してもらうよう努めてください。
家事・育児は夫婦で行うものだと認識してもらう
家事・育児は夫婦で行うものであり、夫はサポート役ではないと認識してもらうことも大切です。
夫が仕事で忙しいケースも多いかと思いますが、仕事は家事・育児をこなさない理由にはならないですよね。
少なくとも私はそう思いますし、世の中の奥様方の意見も大半が同じではないかと思っています笑。
仕事が忙しくとも、以下のような形で家事・育児に参加できるはずです。
家事・育児の参加方法
- すきま時間でできる家事・育児を積極的にこなす。
- 仕事が休みの日は、できる限り家事・育児をこなす。
家事・育児のやり方を覚えてもらう
家事・育児のスキルがないのであれば、まずはやり方を覚えてもらいましょう。
直接妻から夫に教えるもよし、ブログやYouTubeなどを活用して勉強してもらうもよし。
とにかく、色々な情報を活用し、家事・育児のスキルアップを目指してもらえば良いと思います。
学んだ知識を基にどんどん実践を重ねていくことで、着実にスキルアップできるはずです。
すき間時間でできる家事・育児があると認識してもらう
朝のゴミ出しや子供のおむつ替えなど、すきま時間でできる家事・育児はたくさんあります。
ですので、少しずつでも家事・育児に協力してもらうように呼びかけていきましょう。
すきま時間でできる家事・育児がたくさんあると知ってもらい、少しの時間でも家事・育児に貢献する方法があると理解してもらってください。
夫婦の分担を決める
夫と話し合い、夫婦の家事・育児の分担を決めましょう。
分担を決める際は、お互いの仕事状況を把握したうえで、それぞれが可能な範囲で分担していくと良いかと思います。
なお、細部まで徹底的に決める必要はないです。
細部まで決めすぎてしまうと、ちょっとしたことまで気になってしまい、お互いに不満が溜まる可能性があるからです。
そこで、主な分担のみ決めておき、あとはお互いに助け合いでこなしていけばいいと思います。
定時退社に努めてもらう
定時退社することで、家事・育児の時間を確保できます。
なお、定時退社にあたっては「業務の効率化」が重要です。
私自身、以前は残業が多くありましたが、業務効率化を徹底してからは定時退社できていますよ。
業務効率化については以下の記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
感謝の気持ちを伝える
夫が家事・育児を少しでもこなしてくれたら、感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝されると嬉しいですし、また頑張ろうと思えるものです。
感謝の気持ちを伝えることで、自然と相手を想って家事・育児をこなしてくれるようになると思います。
私の経験上、夫婦円満な方が協力して家事・育児をこなせるようになると感じています。
なお、夫婦円満の秘訣などについて以下の記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
分担割合は?
理想は夫婦で1:1だと思っていますが、お互いの仕事の状況などに応じて、割合を変えていけばいいと思います。
注意すべきなのは、仕事が忙しいから家事・育児をしなくていいわけではないということです。
あくまで家事・育児は夫婦二人でやるものですので、家事・育児に費やす時間がないのであれば、相手側に対し「いつもありがとう。」の声かけや、隙間時間で少しでも家事・育児をこなす意識を持つようにしましょう。
なお、家事・育児の分担方法や名もなき家事について以下の記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
家事・育児をしてくれない場合はどうする?
もしかすると、ここまでに紹介した対策をしても家事・育児をしてくれない可能性も。
家事・育児の負担軽減方法
- 家事の時短術を駆使する。
- 家事・育児を頑張りすぎない。
- 疲れた時はストレス解消する。
といった方法で、家事・育児の負担を減らしていくことが重要です。
決して、「一人で完璧にこなさないといけない。」と抱え込まないでください。
しんどい時は、周囲に頼ったり手抜きしていけば良いんです。
なお、家事の時短術、頑張りすぎない家事・育児一覧、ストレス解消法については以下の記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
まとめ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!当記事をまとめます。
- 仕事が忙しく、家事・育児をする余裕がない。
- 家事・育児のやり方が分からない。
- やり方を間違えると怒られそうで気が引ける。
- 家事は女性がやるものと思っている。
- やらなかったとしても、妻がやってくれると思っている。
- 自分時間を満喫したい。
- 家事・育児に困っていることを伝える。
- 家事・育児は夫婦で行うものだと認識してもらう。
- 家事・育児のやり方を覚えてもらう。
- すき間時間でできる家事・育児がたくさんあると知ってもらう。
- 夫婦の分担を決める。
- 業務効率化により定時退社を心がけてもらう。
- 夫が家事・育児を少しでもこなしてくれたら、感謝の気持ちを伝える。
- 理想は1:1で分担すること。
- 難しい場合は、可能な範囲で分担をすれば良い。
- 家事の時短術を駆使する。
- 家事・育児を頑張りすぎない。
- 疲れた時はストレス解消する。
この記事が参考になれば嬉しいです!