鉄フライパンを使ってみたい。
メリット・デメリットなどを知りたい。
そんな方に向けて、鉄フライパンのメリットなどを紹介します。
結論(鉄フライパンのメリットなど)
- 高温調理ができるため、料理がより美味しくなる。
- コーティングフライパンと比較して、丈夫で長持ちしやすい。
- ガス火だけでなく、IHでも使用可能な製品が多い。
- 鉄分の摂取にも役立つ。
- バーベキューや焚き火でも使用できる。
- 製品によっては、コーティングフライパンと比較して高価。
- 重量があるので、取り扱い難いかもしれない。
- 使用するたびに、簡単な手入れが必要。
料理に欠かせないフライパン。毎日使っているご家庭が多いと思います。
そんなフライパンですが、「なんとなく」で買い替えていませんか?
フライパンへの要望
- 長く使いたい。
- 料理スキルを向上させたい。
- 手入れを惜しまずに愛着を持って使用したい。
といった想いを持っていらっしゃるのであれば、鉄フライパンをオススメします。
当記事では、3年使って分かった鉄フライパンのメリットなどについて紹介します。
- フライパンの種類
- 鉄フライパンとは?
- 鉄フライパンをオススメする理由
- 鉄フライパンのメリット・デメリット
- 鉄フライパンの使い方
- オススメの鉄フライパン
フライパンの種類
- 鉄
- 銅
- チタン
- ステンレス
- アルミ(コーティング無)
- アルミ(コーティング有)
フライパンには色々な種類がありますが、中でも多くの家庭で使用されているのが「アルミ(コーティング有)」です。
アルミ(コーティング有)のメリット・デメリットは、以下の通りです。
- 軽い。
- コーティングにより食材がくっつきにくい。
- 熱伝導率が高い。
- 比較的安価。
- コーティングが剥がれると食材がくっつく。
- 耐久性が低い(コーティング次第)。
つまりは、「軽くて使いやすくて安価だけど、コーティングが剥がれたら買い替えないといけない」フライパンです。
コーティングにはいくつかの種類がありますが、テフロン(フッ素)加工されているフライパンが一般的ですね。
鉄フライパンとは?
その名のとおり鉄でできたフライパンであり、オール鉄製の製品もあれば、取手が鉄以外の場合も。
製品によってフライパンの厚さが異なっており、厚さによって得意とする料理が異なっています。
- 炒め物・・・熱が伝わりやすい薄手の1.6mm以下
- 中までじっくりと火を通したい・・・蓄熱性の高い2mm以上
鉄フライパンをオススメする理由
料理への要望
- 節約のため、外食はせずに美味しいお家ごはんを楽しみたい。
- フライパンの買い替え費用を節約するために、一つのフライパンをより長く使っていきたい。
- 健康に寄与する料理を作りたい。
昨今の物価高騰や健康志向の高まりを通して、このような想いの方が多いのではないでしょうか?
鉄フライパンであれば、その想いに応えることができると思っています。
- 美味しいご飯が作れる。
- 耐久性が高い。
- 健康に良い(鉄分摂取ができる)。
私自身、Turk(ターク)の鉄フライパンを愛用していますが、本当に買って良かったです。
Turkについては以下の記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
鉄フライパンのメリット・デメリット
鉄フライパンのメリット
- 高温調理ができるため、料理がより美味しくなる。
- コーティングフライパンと比較して、丈夫で長持ちしやすい。
- ガス火だけでなく、IHでも使用可能な製品が多い。
- 鉄分の摂取にも役立つ。
- バーベキューや焚き火でも使用できる。
料理がより美味しくなる
鉄フライパンは、しっかり余熱することで食材を入れても温度が下がりにくいです。
そのため、食材の水分を逃すことなく加熱が可能に。
また、高温で調理できるので食材にサッと火が通り、余計な水分を出さないので野菜がシャキシャキに仕上がりますよ。
お肉であれば、旨味を逃さず表面はカリッ、中はジューシーに焼くことが可能です。
初めて鉄フライパンを使った際、料理が美味しくてビックリしました。
丈夫で長持ちする
一般的なフライパンのようなコーティングが無いため、きちんと手入れしていれば長期間に渡って使用できます。
我が家の鉄フライパンは購入後3年が経過していますが、購入時と全く変わらない使い心地を維持できていますよ。
IHでも使用可能な製品が多い
意外に思われるかもしれませんが、IHでも使用可能な製品が多いです。
実際に我が家で愛用している鉄フライパンも、IHで問題なく使用できていますよ。
鉄分摂取に役立つ
これまでの研究から、鉄フライパンによる鉄分摂取について以下の報告がされています。
- 鉄のフライパンで調理すると、体への吸収率が高い鉄分が料理へ溶け出す。
- 鉄分摂取量の増加により、鉄欠乏性貧血の予防に有効であることが示唆されている。
つまり、「鉄フライパンで調理した料理を食べることで鉄分摂取に役立つ」と考えられます。
バーベキューや焚き火でも使用できる
バーベキューや焚き火では、ススによりフライパンが黒くなってしまう可能性も。
しかし、鉄フライパンは黒色なので汚れが目立ちにくいです。
また、焚き火のような高温で使用しても変形しにくいので安心ですね。
なお、お家バーベキューについて以下の記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
鉄フライパンのデメリット
- 製品によっては、コーティングフライパンと比較して高価。
- 重量があるので、取り扱い難いかもしれない。
- 使用するたびに、簡単な手入れが必要。
コーティングフライパンより高価
鉄フライパンの種類にもよりますが、高価な商品も多いです。
しかし、手入れをしっかりとしていけば半永久的に使用できるかと。
ですので、長い目でみればコスパが良いと考えています。
重量がある製品が多い
フライパンの厚みとサイズで変わってはきますが、重い製品が多いです。
鍋振りをしないのであればそこまで問題ではないですが、鍋振りしたい場合はできる限り軽いもの(厚みの薄いもの)を選んだ方が良いと思います。
手入れが必要
使い始めにシーズニングをしたり、洗った後に水気を飛ばして油を塗ったりと、少し手間がかかります。
ただ、普通のフライパンより美味しい料理ができると考えると、そこまでのデメリットではないと思っています。
手間がかかるからこそ愛着が湧くものですよ。
鉄フライパンの使い方
使い始めにやること(シーズニング)
「シーズニングってめんどくさいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、案外簡単です。
以下の手順で「洗う→炒める→洗う」という作業をすればOKです。
- クリームクレンザーと金たわしでしっかり擦る。
- 水で洗う。
- フライパンを火にかけて水気を飛ばす。
- フライパンにサラダ油、塩、野菜くずを入れて10分程度炒める。
- 野菜くずなどを捨てて、ぬるま湯で軽く洗い、火にかけて水気を飛ばす。
- キッチンペーパーで油を塗る。
調理のポイント(くっつき対策)
食材がくっつかないようにするポイントは、フライパンをしっかり温めてから調理することです。
油を入れた、フライパンから煙が出る一歩手前くらいまで加熱し、温度が上がったら火力を弱めて調理を開始しましょう。
こうすることでフライパンの温度が安定しますし、焦げやくっつきを防止できますよ。
調理後の手入れ
- ぬるま湯と金だわしで洗う。
- タオルなどで水気を拭き取る。
- 火にかけて水気を飛ばす。
- 油を塗る。
の3ステップで手入れが完了するので、大した時間はかかりません。
一般的なフライパンと違ってたわしでゴシゴシ擦っても問題ないため、汚れ落としは意外とすぐに終わりますよ。
なお、鉄フライパンは水分に弱いので、使ったあとに洗わずに放置や水のつけ置きをすると錆びる原因に。
ですので、使った後はできる限り早く洗ってください。
オススメの鉄フライパン
私がオススメする鉄フライパンは、「Turk」 のクラシックフライパンになります。
なお、Turkのフライパンについて以下の記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
まとめ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!当記事をまとめます。
- 鉄
- 銅
- チタン
- ステンレス
- アルミ(コーティング無)
- アルミ(コーティング有)→最も一般的に使用されているフライパン
- 高温調理ができるため、料理がより美味しくなる。
- コーティングフライパンと比較して、丈夫で長持ちしやすい。
- ガス火だけでなく、IHでも使用可能な製品が多い。
- 鉄分の摂取にも役立つ。
- バーベキューや焚き火でも使用できる。
- 製品によっては、コーティングフライパンと比較して高価。
- 重量があるので、取り扱い難いかもしれない。
- 使用するたびに、簡単な手入れが必要。
- 使い始めにシーズニングが必要だが、そこまで手間ではない。
- くっつき防止のために、フライパンをしっかり温めてから調理する。
- 調理後は「洗う→火にかけて水気を飛ばす→油を塗る」の作業が必要。
是非、鉄フライパンを使ってみてください!