絵本の読み聞かせってした方がいいんだろうか?
メリットなどを知りたい。
そんな方に向けて、読み聞かせのメリットや方法について紹介します。
結論(読み聞かせのメリット)
- 語彙力・読解力が高まる
- 感受性・想像力が高まる
- 集中力が高まる
- 親子の絆が深まる
子供がいるご家庭の多くで行われている育児の一つが、「絵本の読み聞かせ」だと思います。
幼稚園(保育園)で先生が読み聞かせをしてくださる機会もありますし、自宅で子供たちから「絵本読んで!」と言われることもあるのではないでしょうか。
私はなんとなく「子供が産まれたら絵本をたくさん読んであげたい。」という想いがあり、読み聞かせをしてきました。
読み聞かせ歴など
- 100冊以上の絵本を購入。
- 図書館で数百冊の絵本をレンタル。
- 子供達が1歳頃から現在(6歳)まで、ほぼ毎日読み聞かせ。
当記事では、読み聞かせのメリットや方法、オススメの絵本などについて紹介します。
- 読み聞かせとは?
- 絵本の読み聞かせのメリット
- 読み聞かせの方法
- 読み聞かせを始める時期
- オススメの絵本
読み聞かせとは?
読み聞かせとは、「大人が子供に絵本などを読んで聞かせること」です。
お家であればお父さんやお母さんなどが、幼稚園(保育園)であれば先生が読み手となり、子供が聞き手となります。
読み手側が本の内容を声に出して朗読することで、子供は楽しんだり学んだりすることができます。
絵本の読み聞かせのメリット
- 語彙力・読解力が高まる。
- 感受性・想像力が高まる。
- 集中力が高まる。
- 親子の絆が深まる。
語彙力・読解力が高まる
絵本には、普段の会話で使用しない言葉が含まれていることも。
読み聞かせによりたくさんの言葉に触れることができるため、結果として語彙力が高まり、読解力の向上も期待できます。
感受性・想像力が高まる
絵本の中で展開されるストーリーには、子供がまだ経験したことのない内容がたくさん登場します。
そのため、話を聞いている中でドキドキしたり、「次は何が起こるんだろう?」といった想像をしたりと、感受性・想像力が高まるでしょう。
読み聞かせの最中に、子供達がストーリー展開を予想してくれることがあります笑。
集中力が高まる
ストーリーが進んでいく中で続きが気になり「どうなるんだろう?」といった感情になることで、絵本に引き込まれていくと思います。
絵本に夢中になって話を聞くことで、集中力が高まります。
親子の絆が深まる
親が子供に読み聞かせをすることで、お互いが向き合える時間となるでしょう。
絵本を通して親が子供に問いかけ、子供がそれに応えるといった形で、子供とのコミュニケーションにつながります。
コミュニケーションを通して子供と一緒に笑ったり考えたりすることで、親子の絆が深まることも。
仕事や家事が忙しく、なかなか子供との時間が取れない方も多いかもしれません。
ですが、短い時間でも読み聞かせをすることで、子供とのコミュニケーションの場を作ることができます。
読み聞かせの方法
読み聞かせにあたっては、以下の点に気を付けます。
- 子供のペースで読み聞かせる。
- 子供と一緒に楽しむ。
- 読み聞かせの時間より内容を大切にする。
- 定期的に読み聞かせをすることで習慣化する。
- 保育園の先生の読み聞かせを参考にする。
子供のペースで読み聞かせる
子供が楽しむことを一番に考え、子供のペースで読み聞かせてあげましょう。
強制的に読み聞かせをする必要はなく、あくまで子供主体で考えることが大切です。
ゆっくりハキハキ読んであげると、子供が理解しやすいと思います。
読み聞かせの途中で子供に話しかけられた場合は、読み聞かせを一旦止めて、子供と会話してあげてください。
子供と一緒に楽しむ
親(読み手側)が楽しむことでそれが子供にも伝わり、子供も楽しみやすくなります。
また、お互いが楽しむことで、コミュニケーションにもつながりますね。
できる限り声量に抑揚をつけたり、笑顔で読み聞かせてあげることがオススメです。
読み聞かせの時間より内容を大切にする
毎日仕事・家事・育児とこなしていると、なかなか読み聞かせの時間を確保できないかもしれません。
そんな中で知っていただきたいのは、読み聞かせは時間より内容が大切だということです。
ダラダラと30分読み聞かせるより心をこめて5分読み聞かせをする方が、子供にとって楽しい時間となります。
1日1冊、心をこめて読み聞かせを行うことを意識してみてください。
定期的に読み聞かせをすることで習慣化する
定期的に読み聞かせを行えば、読み聞かせを習慣化できます。
例えば、寝る前に毎日1冊の読み聞かせを継続したとしましょう。
すると子供たちが、「寝る前にはお母さん・お父さんとの楽しい時間が過ごせる。」との意識を持つようになり、進んで就寝してくれたり、親子の絆を少しずつ深めていくことができますよ。
幼稚園(保育園)の先生の読み聞かせを参考にする
読み聞かせが苦手な場合、先生の読み聞かせを参考にするのも一つです。
普段から大勢の園児たちに向けて読み聞かせをされているため、参考になると思います。
読み聞かせを始める時期は?
読み聞かせは生後数ヶ月以降に始めるのがオススメ。
世の中には、各年齢に適した絵本がたくさん販売されています。
子供の年齢に応じた絵本を選んで読み聞かせてあげるといいと思います。
オススメの絵本
私はこれまでに100冊以上の絵本を購入し、数百冊の絵本を図書館で借りてきました。
その中でもオススメの絵本は、以下になります。
- だるまさん
- ◯◯さんがね・・
- おめんです
- ゆすってごらんりんごの木
- こぐまちゃん
子供と一緒に楽しめたり、心温まる絵本がオススメです。
だるまさん
だるまさん 文・絵:かがくい ひろし
「だ・る・ま・さ・ん・が」左右にうごくだるまさん。ページをめくると……あらら、びっくり!大わらい!さて、おつぎは……?0歳の赤ちゃんから大人まで、ページをめくるたびわらいの渦に引きこまれる、とびきりゆかいな「だるまさん」シリーズ第1弾です。
株式会社ブロンズ新社HP「だるまさんが」紹介文より引用。
お馴染みのだるまさんシリーズ。
このシリーズは、子供と一緒にアクションを取れるのがすごくいいですね(どてっ、ぺこっ等)。
子供がまだ上手く話せない時期でも、この絵本を通して意思疎通ができます。
ですので、小さなお子様のいるご家庭に強くオススメします。
数冊セットでも販売されていますが、セット購入しても後悔はしないと思います。
我が家では一度ビリビリに破られてしまったため、同じものをわざわざ買い直しました笑。
それぐらいよく読んでいました。
〇〇さんがね・・
◯◯さんがね・・ 文・絵:とよた かずひこ
いちごがろっこ、あるいています。「ずん ずん ずん」とすすんでいくと…かえるとはちあわせ。だいじょうぶかな?でも、いちごはかまわずすすみます。しばらくいくと、おおきなゆきだるま。てっぺんまでのぼったら…「びゅ びゅ~ん」つよいかぜがふいてきて…あ、いちごさん、おっこちちゃう!でも、「しんぱいごむよう!」。おいしいケーキ、めしあがれ。身近な食べ物たちが自分で動きだす、楽しい食育の絵本シリーズ8作目いちごは、小さくてかわいくて子どもたちも大好きなくだもの。さいごはショートケーキにのったいちごになります。旬の春、クリスマス、子どもたちの誕生日などに読んでほしい一冊。
童心社HP「いちごさんがね・・」紹介文より引用。
このシリーズでは「しんぱいごむよう」というお決まりフレーズがあり、そのページになると子供も一緒に、「しんぱいごむよう!」と手をパーにしながら話してくれます。
このフレーズを言うために、何度も繰り返し読んで欲しいとお願いされていると言っても過言ではありません笑。
そのぐらい素晴らしいフレーズだと思います。
また、文字数が少なく、小さい子にも読み聞かせしやすいのも良いですね。。
おめんです
おめんです 文・絵:いしかわ こうじ
きつねのおめんに、おにのおめん。おめんをとると…、あれあれ!びっくりするしかけがあるよ。赤ちゃんから楽しめるしかけ絵本。第1回積文館グループ絵本大賞を受賞。
偕成社HP「おめんです」紹介文より引用。
この本は仕掛け絵本になっていて、おめんをめくると下から動物が出てくる仕組みになっています。
「おめんの下にはどんな動物がいるんだろう?」という知的好奇心をくすぐられるのか、子供のお気に入りの1冊に。
ストレートなタイトルも好きですね笑。
また、おめんをめくる作業を子供にやってもらうことで、一緒に絵本を読んでいる感があるのもオススメポイントです。
ゆすってごらんりんごの木
ゆすってごらん りんごの木 文・絵:ニコ・シュテルンバウム(翻訳:中村 智子)
本をふって、まわして、こすって、息をふきかけて……子どもといっしょに楽しめる「参加型絵本」の決定版!
株式会社サンマーク出版HP「ゆすってごらん りんごの木」紹介文より引用。
この本は、仕掛けのない仕掛け絵本とでも言ったらいいのか、表現が難しいです笑。
本を動かすと次のページで動かした結果が出てくるという、面白い発想の本です。
知的好奇心をくすぐる一冊だと思っているので、できる限り読んであげるようにしています。
こぐまちゃん
こぐまちゃん 文・絵:わかやまけん・もりひさし・わだよしおみ
シンプルな形、明るく印象的な色、幼児の生活の中からテーマをとった親しみやすいストーリー。世代をこえて圧倒的支持を受けるロングセラー絵本です。
株式会社こぐま社HP「こぐまちゃん」紹介文より引用。
このシリーズではじめて買ったのが、「こぐまちゃんのホットケーキ」だったのですが、何度読んだか分からないくらい読みました。
どの本も心温まる文章になっていて、「子供が優しい子に育ちそう。」と思いながらいつも読み聞かせています。
その他のオススメ絵本
なお、オススメの絵本については以下の記事で詳しく紹介しておりますので、よければ参考にしてみてください。
まとめ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!当記事をまとめます。
- 読み聞かせとは、大人が子供に絵本などを読んで聞かせること。
- 読み聞かせは、生後数ヶ月以降に始めるのがオススメ。
- 語彙力・読解力が高まる
- 感受性・想像力が高まる
- 集中力が高まる
- 親子の絆が深まる
- 子供のペースで読み聞かせる
- 子供と一緒に楽しむ
- 読み聞かせの時間より内容を大切にする
- 定期的に読み聞かせをすることで習慣化する
- 保育園の先生の読み聞かせを参考にする。
- だるまさん
- ◯◯さんがね・・
- おめんです
- ゆすってごらんりんごの木
- こぐまちゃん など
是非、色んな絵本を読み聞かせてあげてください!