
部屋を綺麗に保ちたい。
部屋を綺麗にするコツを知りたい。



そんな方に向けて、部屋を綺麗に保つコツなどを紹介します。
結論(部屋を綺麗に保つコツ)
- モノを減らす(一番重要)。
- 1日で片付け・掃除を完結させる。
- 収納を減らす。
- 使いやすい収納にする。
- 収納場所を決める。
- 片付ける習慣をつける。
- 新しいものは買わない。
- ゴミはこまめに捨てる。
綺麗にしたつもりなのに、いつの間にか汚くなっていく部屋。
片付ける気はあるものの、なかなか重い腰が上がらないことも。
また、お子さんのいる家庭だと、片付けをしてもすぐに子供が散らかしてしまうかもしれません。
「子供に悪気はないけれど、親としては忙しい時や疲れている時に散らかされるとイライラしてしまう。」
そんな想いをお持ちの方も多いと思います。
私自身、以前は片付けに悩んでいまして、「おもちゃ全部捨ててしまったろか。」と思ったこともありました笑。
しかし、片付けのコツが分かってからは少しずつイライラが減っていき、今では片付けが苦ではなくなりました。
そこで当記事では、私が実践している片付けのコツなどを紹介します。
- 部屋を綺麗に保てない原因
- 子供が部屋を散らかす理由
- 部屋を綺麗にする方法
- 部屋を綺麗にするメリット
- 子供との片付けの方法
- 子供の片付けに対してやってはいけないこと
部屋を綺麗に保てない原因
- モノが多すぎる。
- 収納場所が足りない。
- 収納場所が決まっていない。
- 掃除ができていない。
モノが多すぎる
単純にモノが多すぎると、片付けも掃除もしづらくなってしまいます。
例えば、モノが多くて収納場所が足りなくなると床に置くことになってしまい、床掃除ができない場合も。
また、フィギュアなどが沢山並べてあると、埃取りなども大変かもしれません。
ですので、できる限りモノを減らすようにしてみてください。
収納場所が足りない
モノを減らしたのに部屋が綺麗にならない場合、収納場所が足りていない可能性も。
そこで持ち物を把握したうえで、持ち物に見合った収納場所を用意する必要があります。
または、さらにモノを減らし、収納場所に収まるようにしてみてください。
収納場所が決まっていない
収納場所が決まっていないと、片付けの際に「とりあえず放り込もう!」と適当に収納してしまいがち。
とりあえず収納をしてしまうと、どこに入れたか分からなくなってしまいますし、ぐちゃぐちゃの収納になってしまうことも。
そこで収納場所を決めておき、「使ったら元の場所に戻す。」を徹底してみてください。
収納場所を決めることで、余計なモノを収納することはなくなると思います。
掃除ができていない
掃除ができていなければ、部屋を綺麗に保つことはできません。
掃除をするためには片付けが必要となるため、まずは片付けを行い、掃除ができる環境を整えましょう。
子供が部屋を散らかす理由


- 散らかしている間、子供の右脳が活発に動いており、成長に大きく寄与する。
- 右脳を解放することによって、新しい物事の発見やひらめきが生まれる。
- 散らかすのは、自分が置かれた環境を探索しようとする意味のある行動。
- 散らかすことは、好奇心や意欲を育てるために大切な段階。 など
散らかす理由を知るだけでも、少し気が楽になったのではないでしょうか?
まずは、子供が部屋を散らかすのは成長の過程で必要なことだと分かってあげてください。
部屋を綺麗にする方法


- モノを減らす(一番重要)。
- 1日で片付け・掃除を完結させる。
- 収納を減らす。
- 使いやすい収納にする。
- 収納場所を決める。
- 片付ける習慣をつける。
- 新しいものは買わない。
- ゴミはこまめに捨てる。
モノを減らす


部屋を綺麗にするにあたり最も重要なことは、モノを減らすことです。
なぜなら、モノが多いと必然的に散らかりやすく、片付けにも時間がかかるからです。
ですので、まずはモノを減らしてみてください。
これだけで、片付けがグッと楽になりますよ。
持ち物の減らし方
持ち物を減らす方法としては、使う予定がないモノを思い切って手放してしまうのが良いと思います。
ただ、モノを減らす時、すぐには捨てる決断ができない場合もありますよね。



そんな時は「考え中」ボックスを作って、一旦この中に入れておきます。
ボックスに入れたまま1ヶ月使わなかったモノは、今後も使わないと判断し手放すといった方法を実践しましょう。
また、子供のおもちゃを減らす方法としては、以下がオススメです。
- いるものボックスといらいないものボックスを作る。
- 子供と一緒に一個ずつ「いる」、「いらない」を分けていく。
親がいらないと判断したガラクタに思えるものでも、子供にとっては大切なモノの場合もありますので、勝手に捨てるのはオススメしません。
私は過去に勝手に捨ててしまい、ブチ切れられたことがあります笑。
どうしても捨てづらいモノだとしても、写真を撮るとすんなり捨ててくれることが多いです。
いらなくなったモノの手放し方


価値のあるものならば、メルカリなどのフリマアプリで売却するのがオススメ。
いらなくなったモノについては、以下の手順で断捨離を行うことが多いです。
- フリマアプリで売却する。
- 中古品買取店で売却する。
- 欲しい人が周囲にいれば、差し上げる。
- 売れない・欲しい人がいないモノは、捨てる。
いらないモノの例
- 使った記憶が思い出せないモノ
- 使う予定が全くないモノ
- 見た時に魅力を感じないモノ
- 家事の時短の妨げになるモノ
①〜③については、今後も使わない可能性が高いので、手放しても問題になることは少ないと思います。
④については、手放したうえで時短になるモノに入れ替えましょう。
入れ替え方法の例
- 食洗機にかけられない食器 → 食洗機対応の食器にする。
- 乾燥機にかけれらない・乾きにくい服 → 速乾性のある服にする。
- 切れ味の悪い包丁 → 切れ味の良い包丁にする。
ミニマリストが断捨離したモノについて以下の記事でまとめていますので、よければ参考にしてみてください。




1日で片付け・掃除を完結させる
部屋が汚い場合、なかなか重い腰が上がらないこともあるかと思います。
ただ、きっかけを作らない限り、いつまで経っても部屋は綺麗になりません。
そこでオススメなのが、目標を決めて片付け・掃除に取り掛かることです。
目標としては、「1日で片付け・掃除を完結させる。」といった具体的なものがオススメ。
明確な目標があれば、そこに向かって頑張れると思います。
収納を減らす


モノが増えてくると、「収納を増やそう。」という発想になることもあるかと。
しかし、収納を増やしてしまうことでモノの許容量が増えてしまい、結果としてさらに散らかる可能性が高いです。
一度、家の中にある全ての収納についてノートなどに書き出してみてください。
そして、本当に全ての収納が必要か考えてみてください。
あえて収納を減らし、モノを手放さないといけない状況を作ることで、モノを減らすことができると思います。
使いやすい収納にする
出し入れしにくい収納だと、そもそも片付ける気にならないことも。
ですので、できる限り使いやすい収納にすることを心がけてみてください。
収納場所を決める
収納場所を決めておくと、片付ける場所に迷うことがなくなります。
帰宅すると車を車庫(駐車場)に停めるように、モノも定位置に片付けるようにしましょう。
収納ケースの見えるところに片付けるモノの名前や写真を貼っておくと、子供でも分かりやすくてオススメです。
片付ける習慣をつける
生活の中で片付けを習慣化することで、苦労せずに片付けができるようになります。
我が家では、朝の出勤前に私と子供達で片付けを行い、寝る前には子供達主体で片付けをしてもらっており、朝・晩の2回/日を片付けのタイミングとすることで、毎日片付いた状態を作ることができています。
なお、もし手伝ってくれなかったとしても怒ったりせず、まずはゲーム感覚で手伝いに参加してもらってください。
そして片付けをしてくれた際に全力で褒めてあげたり、「助かったわ!」と声掛けをしてあげてください。
そうすることで、徐々に自発的に片付けをしてくれるようになると思います。
新しいモノは買わない
モノが増えれば増えるほど、部屋を綺麗に保つことは難しくなっていきます。
ですので、できる限り新しいモノは買わないように心がけてみてください。
どうしても衝動買いをしてしまうという方は、次の日になっても欲しい場合は買うルールにしてみてください。
1日経つだけで、「買わなくてもいいか。」と感じるケースが多いと思いますよ。
ゴミはこまめに捨てる
どうしても溜まりやすいのがゴミ。
溜まりやすいゴミの例
- 宅急便の段ボール
- 通販に入っていた緩衝材
- 日々の買い物のレシート
- 空き缶やペットボトル
- 子供が置きっぱなしのお菓子の袋
ゴミはいつか捨てなければならないものです。
であれば、すぐに処理してしまいましょう。
部屋を綺麗にするメリット


- モノを無くしにくい
- 掃除時間の時短になる
- 部屋が広く見える
- 気持ちにゆとりができる
- 子供もお片付けしやすい
モノを無くしにくい
部屋が綺麗になると、「あれどこいった?」が減ります。
汚い部屋ではモノが見つかりにくく、買い直した後に出てくることも。
綺麗な部屋ではきちんと収納ができるため、モノを無くしにくくなりますよ。
掃除時間の時短になる
毎日仕事や育児などやることが沢山ある中、片付けや掃除は手早く済ませたいところ。
モノが少なければ少ないほど、片付けや掃除が楽になります。
モノが無いということはそもそも片付けが不要ですし、掃除機がけや拭き掃除も簡単。
床掃除の際にモノをどける必要もないので、サクサクと掃除が捗りますよ。
一方でモノが多い場合は、掃除のために片付けから始める必要がありますし、気軽に掃除できないことも。
ミニマリストになって10年以上経ちますが、モノが少ないことで片付けの負担が軽減され、ストレスが大幅に減りました。
部屋が広く見える


部屋の広さを感じる要素は、「天井の高さ」「家具などの配置」「視線の抜け」と言われています。
この中で簡単にできるのが、家具などの配置を変えること。
家具の配置(例)
- コンパクトな家具にして、家具が占めるスペースを減らす。
- 背が低い家具にして、圧迫感を減らす。
- 部屋の入り口側に背の高い家具、奥側に低い家具を配置する。
部屋を綺麗にして家具やモノを少なくすることで、必然的に部屋が広く感じられますよ。
気持ちにゆとりができる
部屋が汚いと「片付けしないといけない。」といった気持ちが重なり、なかなかゆっくりできないことも。
一方で部屋が綺麗だとそれだけで気持ちが良いですし、気持ちにゆとりができますよ。
子供もお片付けしやすい


子育ての中で試行錯誤してきたのが「子供のお片付け」。
今では進んでお片付けしてくれるようになりましたが、以前は苦労していました。
その中でポイントだと感じたことは、子供がお片付けしやすい環境を作ってあげるということ。
モノが少なければ片付けに手間をかけずに済みますし、片付け場所も分かりやすいです。
「モノ(おもちゃ)を減らしすぎると、子供が遊べなくなるのでは?」
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、案外大丈夫です。
- 布団で秘密基地を作る。
- コピー用紙でお絵描きをする。
- ペットボトルで工作する。
- 家の中でかくれんぼをする。
といった形で、モノが少なくても子供なりに工夫して遊んでくれると思います。
なお、おもちゃを買うのであれば、長く使えるモノがオススメ。
以下の記事でオススメのおもちゃについて紹介していますので、よければ参考にしてみてください。


子供との片付けの方法
子供と片付けをする際は、「子供が片付けたら褒める」を徹底することをオススメします。
先ほども少し触れましたが、子供が片付けをしてくれた際に褒めることで、また片付けようと思ってくれます。
我が家では、片付けてくれるごとに褒めていた結果、寝る前にはササっと片付けをしてくれるようになりました。
時には、「お父さん、片付けするよ!」と指示をいただくこともあります笑。
子供の片付けに対してやってはいけないこと


- 片付けないことを叱る。
- 全てを親が片付ける。
- 散らかしていることにイライラして、子供からの働きかけを無視する。
片付けないことを叱る
片付けないことを怒ると、子供は散らかすのをためらうようになるかもしれません。
そうなると、子供の成長を妨げることになる可能性があります。



「散らかすのは、子供の成長に必要だから。」と自分に言い聞かせ、叱るのはグッと我慢しましょう。
そして1日の終わり等、区切りを付けた上で子供と一緒に片付けるようにするといいと思います。
我が家では「どんどん散らかしていいで。寝る前に一緒に片付けよう。」と子供に声掛けをして、寝る前に片付ける習慣を身につけてもらっています。
また、散らかして良いスペースを決めて子供に伝える方法もオススメ。
子供は散らかしながらも、ルールを覚えていってくれると思います。
全てを親が片付ける
無理して子供に片付けをさせる必要はないと考えています。
ただ「使ったものは片付ける。」と覚えてもらうためにも、区切り区切りでは片付けをしてもらった方がいいかと。
寝る前に片付けをすると、次の日の朝を気持ちよく迎えられますよ。
我が子は一緒に片付けをした後、「キレイになって最高!」と言ってくれることもあります笑。
片付けの声かけ方法
- 片付けを一緒に手伝ってくれる?
- お片付け競争しようか?
と声かけすると、片付けを始めてくれることが多く、楽しんで片付けができます。
また「今日も一日ありがとう。」と言って片付けるなど、おもちゃに感謝して片付けることで、片付けまで楽しい気持ちで終わることができると思います。
子供からの働きかけを無視する
仕事も家事・育児も忙しいのに子供が部屋を散らかし放題だとイライラしてしまい、子供からの働きかけを無視してしまうことがあるかもしれません。
子供が何度も話しかけてきたり色んなお願いをしてくるのは、「自分の働きかけで、お母さんやお父さんが反応してくれる。」ということを経験しているからです。
だからこそ、子供からの働きかけには全力で反応してあげましょう。
私の場合、反応が大きすぎて「うるさい!」と言われて凹むこともありますが笑。



子供が片付けをしているところを見かけたら、是非褒めてあげてください。
また「片付け手伝ってくれる?」などと聞かれた場合は、「いいよ!一緒に頑張ろう!」といった形で反応してあげると、子供は積極的に片付けをしてくれると思います。
まとめ


ここまでご覧いただき、ありがとうございました!当記事をまとめます。
- モノが多すぎる。
- 収納場所が足りない。
- 収納場所が決まっていない。
- 掃除ができていない。
- 散らかしている間、子供の右脳が活発に動いており、成長に大きく寄与する。
- 右脳を解放することによって、新しい物事の発見やひらめきが生まれる。
- 散らかすのは、自分が置かれた環境を探索しようとする意味のある行動。
- 散らかすことは、好奇心や意欲を育てるために大切な段階。 など
- モノを減らす(一番重要)。
- 1日で片付け・掃除を完結させる。
- 収納を減らす。
- 使いやすい収納にする。
- 収納場所を決める。
- 片付ける習慣をつける。
- 新しいものは買わない。
- ゴミはこまめに捨てる。
- モノを無くしにくい
- 掃除時間の時短になる
- 部屋が広く見える
- 気持ちにゆとりができる
- 子供もお片付けしやすい
- 「子供が片付けたら褒める」を徹底する。
- 片付けないことを叱る。
- 全てを親が片付ける。
- 散らかしていることにイライラして、子供からの働きかけを無視する。
この記事が参考になれば幸いです!
お時間があれば、以下の記事もチェックしてみてください!
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