なかなか貯金できない。
貯金のコツを知りたい。
そんな方に向けて、貯金術・節約方法を紹介します。
結論(貯金術・節約方法)
- 貯金する理由を整理し、目標を立てる。
- 家計簿などにより、毎月の支出を把握する。
- 支出を、必須・できれば必要・不要に分類する。
- 「できれば必要」とした支出について、減らせるものがないか検討する。
- 「必須」の支出について、部分的な削減ができないか検討する。
- 「不要」とした支出と、③、④で減らせると判断した支出について、減らしてみる。
- 支出を減らす前後で家計簿を比較する。
- 失敗点、反省点などがないか、振り返りを行う。
「物価高騰により様々なモノの値段が上がっているのに、給料は一向に上がらない。今後の経済動向も分からない。」
そんな世の中なので、貯金をしておきたいと思う方は多くいらっしゃると思います。
私もその一人でして、日々の節約により支出を減らしコツコツと貯金をしています。
実際に夫婦合わせて年間250万円程度の貯金ができるようになり、1,000万円を貯めることができました。
貯金ができるようになって感じたことは、貯金をするためには収入を増やすよりも支出を減らす方が簡単だということです。
そこで当記事では、節約により支出を減らす方法について紹介します。
- 貯金ができない人の特徴
- 貯金する方法
- 支出の減らし方(節約の仕方)
- 節約の例
貯金ができない人の特徴
貯金ができない人は、以下のような特徴があるかと思います。
- 貯金の目標や理由がない・・・目標・理由がないので、貯金のモチベーションが上がらない。
- 固定費が高い・・・使っていないサブスク代、不要な保険代、高額な通信費などを支払っている。
- 無駄遣いが多い・・・思いつきで何かを購入している、自販機・コンビニでお菓子や酒を購入している。
- 収入・支出を把握できていない・・・家計簿などをつけていないため、収支が分からない。
私自身、一人暮らしをしていた頃はこの特徴に当てはまっており、全く貯金ができていませんでした笑。
貯金する方法
貯金をしたり毎月の貯金額を増やすためには、以下のいずれかの方法となるかと思います。
- 転職や副業により、収入を増やす。
- 節約などにより毎月の支出を減らす。
①は相当な労力が必要だと思いますが、②であれば比較的手軽に取り組むことができるのでオススメ。
なぜなら、これまで節約への意識が低かった方の場合は②による削減効果が大きいためです。
当記事では、②について紹介します。
支出の減らし方(節約の仕方)
- 貯金する理由を整理し、目標を立てる。
- 家計簿などにより、毎月の支出を把握する。
- 支出を、必須・できれば必要・不要に分類する。
- 「できれば必要」とした支出について、減らせるものがないか検討する。
- 「必須」の支出について、部分的な削減ができないか検討する。
- 「不要」とした支出と、③、④で減らせると判断した支出について、減らしてみる。
- 支出を減らす前後で家計簿を比較する。
- 失敗点、反省点などがないか、振り返りを行う。
貯金する理由を整理して目標を立てる
貯金のモチベーションを上げるには、以下のような貯金の理由や目標を設定することが大切です。
- なぜ貯金をするのか?
- いくら貯金をしたいのか?
①の例
- 欲しいものがあるから。
- 何かあった際の保険として持っておきたいから。
- FIREしたいから。
- 投資の資金を作りたいから。
②については、明確な目標金額を設定することが重要です。
金額を明確にすることで、目標達成までのイメージをしやすくなります。
毎月の支出を把握する
支出を減らすためには、まず現状の支出状況を把握しましょう。
スマホの家計簿アプリがあれば、手軽に家計簿を付けることができるのでオススメです。
支出の要・不要を判定する
把握した支出について、以下の3つに分類します。
- 必須
- できれば必要
- 不要
①は光熱費など、②はジム代など、③はほとんど使っていないサブスク代などです。
「できれば必要」な支出について減らせないか検討する
「必須ではない」支出は、無くても困らない支出ということです。
ここで今一度、本当に必要か考えてみましょう。
どうしてもやめられないと思う支出でなければ、一度やめてみることをオススメします。
やめてみて、やっぱり必要と感じた時点でまた始めれば良いんです。
「必須」の支出について部分的な削減を検討する
光熱費や食費などは必須の支出だと思いますが、内訳を見ると、必須ではない部分もあるかと思います。
節約方法
- エアコンを24時間つけっぱなしにしている。→ 長時間の外出時はエアコンを切る。
- 夏でも毎日お風呂を貯めている。→ シャワーで済ます日を作る。
- お菓子やお酒といった嗜好品をたくさん購入している。→ 購入量を減らす。
といった対策を取ることで、必須の支出についても一部を削減することが可能です。
減らせると判断した支出を減らしてみる
減らせる支出
- 「不要」な支出
- 「できれば必要」だけど減らせると判断した支出
- 「必須」だけれど部分的削減ができると判断した支出
について、実際に支出を減らしてみます。
支出を減らすにあたっては最初の一歩が大変だと思いますが、その先の貯金につながると思って一歩を踏み出してみてください。
一旦減らせてしまえば、「案外、減らしても問題ない。」と気付くことが多いかと思います。
支出を減らす前後で家計簿を比較する
支出を減らした前と後で、家計簿を比較しましょう。
比較することで削減効果が見えて節約のモチベーションがアップしますし、その後の振り返りの参考にもなります。
振り返りを行う
節約の取組結果などを参考に、振り返りを行います。
振り返りの際には、以下の点について検討し、今後の節約方法を考えましょう。
振り返りポイント
- 支出を減らした結果、何か問題はなかったか。
- さらに減らせる支出はないか。
節約方法の例
節約には様々な方法があるかと思いますが、以下に例を挙げてみました。
参考にしてみてください。
衣類
- 必要最低限の枚数しか持たない。
- 気に入った服だけを厳選して購入する。
- 「セールだから。」などの理由では購入しない。本当に欲しい服だけを購入する。
- フリマアプリを活用し、売買する。
食事
- 自炊をする。
- 職場に弁当を持参する。
- 外食の回数を減らす。
- 飲み物は買わずに持参する。
- お菓子やお酒などの嗜好品の購入量を減らす。
- 冷蔵庫の中を整理し、家にある食材を把握して無駄買いを防ぐ。
- ふるさと納税で食材をゲットする。
- 飲み会の頻度を減らす。
日用品
- 洗剤は「◯◯用」「△△用」と専用のものを買うのではなく、ウタマロクリーナーのような使い回しできるタイプを購入する。
- 必要最低限の掃除用具しか持たない。
- セールの日にまとめ買いする。
住まい
- 収入に見合った住居に引っ越す。
- エコ家電に買い換える。
- 不要なものは断捨離する。
- 風呂に浸かるのをやめて、シャワーにしてみる。
- 洗濯物はまとめて洗う。
- 電球をLEDに変える。
- 室温が夏28℃、冬20℃になるように調整する。
固定費
- 携帯を格安スマホに乗り換える。
- 電気・ガスの会社や料金プランを見直す。
- 各種保険を見直す。
その他
- 読書には図書館を利用する。
- 休みの日は公園に行ったり登山に行ったりと、お金のかからない遊びを選ぶ。
まとめ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!当記事をまとめます。
- 貯金をするには、「毎月の支出を減らす」ことが取り組みやすくてオススメ。
- 支出を減らすには、以下のステップを踏む。
- 貯金する理由を整理し、目標を立てる。
- 家計簿などにより、毎月の支出を把握する。
- 支出を、必須・できれば必要・不要に分類する。
- 「できれば必要」とした支出について、減らせるものがないか検討する。
- 「必須」の支出について、部分的な削減ができないか検討する。
- 「不要」とした支出と、③、④で減らせると判断した支出について、減らしてみる。
- 支出を減らす前後で家計簿を比較する。
- 失敗点、反省点などがないか、振り返りを行う。
支出を減らして、貯金していきましょう!