料理に必要な調味料が分からない。
最低限必要な調味料を知りたい。
そんな方に向けて、最低限必要な調味料を紹介します。
結論(最低限必要な調味料)
- 塩
- こしょう
- 砂糖
- 醤油
- 酢
- 料理酒
- みりん
- 鶏ガラスープの素
- コンソメ
- 油
料理に慣れていないと、必要な調味料が分からない場合もあるかと思います。
私自身、料理を始めた頃は、どんな調味料が必要かさっぱり分かりませんでした。
料理を始めた頃の私です笑。
- 包丁が怖く、子供包丁一本で料理。
- ガスの火が怖い。
- 炊飯器の使い方が分からない。
- レタス、キャベツ、サニーレタスなどの違いが分かっていない。
- 薄力粉、強力粉、片栗粉などの粉はどれを使っても同じだと思っている。
- 灰汁(あく)は取っても取らなくても良いと思っている。
そこで、当時の自分が知りたかったと思う「調味料の揃え方」について、当記事にまとめてみました。
なお、料理が上手くなるコツについて以下の記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
- 調味料選びのポイント
- 最低限必要な調味料
- あると便利な調味料
調味料選びのポイントは?
- 食品添加物が含まれていない。
- 原材料がシンプル。
- 製法が工業的ではない。
食品添加物が含まれていない
食品添加物には以下のメリットがあるため、様々な料理・製品で使用されています。
- 保存期間を長くする。
- 品質・価格を安定させる。
このような便利な面がある一方、体への悪影響が懸念される食品添加物が多くあるのも事実。
日本では厚生労働省が安全性を認めた添加物のみが使用できますが、中には海外で使用が禁止されているものも含まれており、本当に安全なのか疑問に思ってしまうことも。
自宅で料理をする場合は、食品添加物が無添加の調味料や食材を選んで使うことで、添加物摂取を避けることができます。
原材料がシンプル
食品添加物の摂取を避けるためにも、シンプルな原材料でできている調味料がオススメ。
なお、製品に「無添加」「化学調味料不使用」などと書かれていても、原材料名まで確認してください。
こんな成分が含まれていることも。
- 調味料(アミノ酸等)
- たんぱく加水分解物
また経験上、シンプルな原材料の調味料の方が美味しいことが多いですね。
製法が工業的ではない
製造コストを下げるために、工業的な製法で作られている調味料が多いですが、
- 製造工程で原材料の成分が変化してしまう。
- 製造の過程で食品添加物を使用している。
- 製造工程の中で、化学物質が使用されている。
といったデメリットがあります。
このような製法があるおかげで、安価で安定的な製品生産ができているのは事実。
ただ、調味料の成分や味にこだわる場合は、伝統的製法などで作られた調味料がオススメです。
調味料を選ぶメリット
- 食品添加物による体への影響を防ぐことができる。
- 料理がより美味しくなる。
食品添加物による体への影響を防げる
先ほども説明した通り、食品添加物の中には体への悪影響が懸念されるケースも。
そこで、食品添加物が含まれていない(又は少ない)調味料を選ぶことで、添加物による影響を最小限にできます。
料理がより美味しくなる
美味しい料理を作るためには、味の決め手となる調味料にこだわる必要があります。
こんな調味料は美味しいです。
- 原材料がシンプル。
- 伝統的製法で作られている。
といった調味料は、私の経験上、美味しいと感じる場合がほとんどです。
例えば、「本みりん」と「みりん風調味料」では、本みりんを使った方が断然美味しい料理になると思います。
最低限必要な調味料一覧
- 塩
- こしょう
- 砂糖
- 醤油
- 酢
- 料理酒
- みりん
- 鶏ガラスープの素
- コンソメ
- 油
塩
塩は、様々な料理に使える万能調味料ですよね。
一括りに塩と言っても色々な種類が販売されており、作り方や添加物の有無などが異なっています。
中でもオススメは、海水100%で作られている「海の精」です。
海の精のメリット
- 国産材料を使用
- 伝統製法で製造
- 添加物なし
- ミネラル豊富で美味しい
この塩を初めて食べた時、その美味しさにビックリしました。
我が家では「あらしお」と「やきしお」を使い分けていますが、より味にこだわるのであれば「ほししお」がオススメです。
こしょう
こしょうもよく使う調味料ですが、ペッパーミルを購入し使用する際にこしょうを引くのがオススメ。
元から粉末状になっているこしょうとは、香りが全然違いますよ。
昔はスーパーで購入したミルを使用していましたが、現在はプジョーのミルを愛用中。
- 引き方(あらびき等)を調整できる。
- 引いた際の香りがとても良い。
- デザインがオシャレ。
- 立てて置いておける。
といった点が気に入っており、かれこれ数年愛用しています。
なお、ペッパーホール(ブラックペッパーの粒)については、スーパーで購入できるもので十分美味しいです。
砂糖
- 上白糖
- グラニュー糖
- 三温糖
- 粉砂糖
- きび砂糖
- 和三盆
- 黒砂糖
- てんさい糖
といった種類がありますが、きび砂糖がオススメ。
きび砂糖はさとうきびの液を煮詰めて作られたもので、他の砂糖と比較して以下のメリットがあります。
- さとうきび由来のミネラルや蜜などが含まれている。
- 料理のコクが増す。
- クセや雑味が少なく、サラサラとしているため、普段の砂糖として使いやすい。
なお、GI値を気にされるのであれば、てんさい糖やココナッツシュガーがオススメです。
醤油
醤油も色々な料理に使えるので、欠かせない調味料ですよね。
一括りに醤油といっても、作り方や添加物が異なっています。
オススメは、下記を満たす醤油です。
- 伝統的な製造方法である「本醸造方式」によって作られている。
- シンプルな原材料で製造されている。
- 添加物が入っていない。
我が家ではこれと決めている醤油はありませんが、原材料や製造方法を確認し上記に当てはまるものを選んで購入するようにしています。
酢
醤油などの調味料と比べると、「なくてもいいのではないか?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、意外と色々な場面で使います。
酢を使用する料理例
- ポテトサラダ
- ドレッシング
- 餃子のタレ
- 酢の物
- 酢豚
特に手作りドレッシングは、自分好みの味にできるのが最高ですね。
なお、お酢を選ぶ際は純米酢がオススメです。
料理酒
料理酒を単体で使用することはほとんどなく、醤油やみりんと一緒に使用する機会が多いですね。
料理酒を使用する料理例
- 肉じゃが
- 煮魚
- 牛丼
料理酒を購入する際は、純米料理酒がオススメ。
価格だけでいくと、「◯◯調味料」といったような添加物が含まれた料理酒の方が安いです。
ただ、純米料理酒で料理した方が断然美味しい仕上がりになります。
また、好適米原料酒と呼ばれるより質のいい料理酒もありますが、かなり高額なことも。
ですので、価格と味のバランスを考慮し純米料理酒をオススメしています。
料理酒の代わりに、日本酒を使用することもできますよ。
- 日本酒に含まれるアミノ酸により、コクや旨味がアップする。
- 日本酒の香気成分や有機酸によって、素材の臭みが取れる。
- 食材に味が染み込みやすくなる。
ただ、日本酒には料理酒のように食塩が添加されていないので、味を調整する必要がある点に注意が必要です。
みりん
みりんを加えることで、コク、甘み、ツヤ出しなどの効果があります。
みりんは、醤油や料理酒と一緒に使うことが多いですね。
添加物の含まれていない本みりんがオススメ。
鶏ガラスープの素
鶏ガラスープの素は名前の通りスープに使用できる他、色々な料理で使います。
鶏ガラスープの素の活用例
- チャーハン
- 炒め物
- 麻婆豆腐
- ナムル
鶏ガラスープの素を加えることで中華風の味つけにできるので、料理のレパートリーを増やすことができ便利ですね。
我が家では、ユウキ食品のガラスープを愛用しています。
コンソメ
コンソメも意外と出番が多い調味料になります。
スープを作る際に使用するイメージがあると思いますが、他にも様々な料理で使用します。
コンソメを使った料理例
- カレー
- パスタ
- ロールキャベツ
- クリームシチュー
我が家では、光食品のチキンコンソメを愛用中。
油
油は、料理には欠かせないものです。
油の活用例
- 炒め物
- 揚げ物
- ドレッシング
- パン作り
など、様々な場面で活用できますよ。
オススメの油は、太白ごま油とオリーブオイルです。
太白ごま油とオリーブオイルはそれぞれ以下の特徴があり、使いやすい油ですね。
- ごまを煎らずに低温で圧搾した油。
- 油自体の風味等にクセがなく、どんな料理でも使いやすい。
- 素材の旨味や香りを引きたてることができる。
- 加熱に強く、酸化安定性に優れている。
- オリーブの果実から取れる油。
- 悪玉コレステロールを減らす働きがあるといわれる「オレイン酸」が多く含まれる。
- 抗酸化作用があるといわれる「ポリフェノール」を含んでいる。
- 加熱に強く、酸化安定性に優れている。
あると便利な調味料
- 味噌
- しょうがチューブ
- にんにくチューブ
- ポン酢
- オイスターソース
- ケチャップ
- マヨネーズ
- 焼肉のタレ
- 粉チーズ
- レモン汁
- ウスターソース
- 豆板醤
- コチュジャン
- オリーブオイル
料理が上達してきたら、自分の作りたい料理に合わせて調味料を増やしていけばいいと思います。
まとめ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!当記事をまとめます。
- 食品添加物が含まれていない。
- 原材料がシンプル。
- 製法が工業的ではない。
- 塩
- こしょう
- 砂糖
- 醤油
- 酢
- 料理酒
- みりん
- 鶏ガラスープの素
- コンソメ
- 油
- 味噌
- しょうがチューブ
- にんにくチューブ
- ポン酢
- オイスターソース
- ケチャップ
- マヨネーズ
- 焼肉のタレ
- 粉チーズ
- レモン汁
- ウスターソース
- 豆板醤
- コチュジャン
- オリーブオイル
調味料は、料理の味を左右する重要なファクターです。
本記事を参考に、自分好みの調味料を揃えてみてください!